風力発電

風力発電を自宅に設置する場合のおすすめモデル10選を紹介

風力発電を自宅に設置する場合のおすすめモデル10選を紹介 風力発電
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風力発電を自宅に設置したいけど、実際にできるのかな?という疑問をお持ちの方もいるでしょう。結論から言うと、設置は可能です。

この記事では、自宅に設置できる可能性がある小型の風力発電を10種類紹介しています。小型風力発電に関する耳よりな情報もありますので、ぜひ最後までお読みください。

また、風力発電を自宅に設置する際に必要な基礎知識は、こちらの記事も参考にして下さい。

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株式会社ナリカの「ミニ風力発電機」

ミニ風力発電機

引用:株式会社ナリカ「科学のおみせサイボックス」

株式会社ナリカが提供する超小型の風力発電機です。税込4万円以下という低価格で入手でき、防滴構造のため屋外での設置に耐えられます。

固定用セットボルトなどが付属されていますが、設置用パイプは付属していないため、別途用意する必要があります。

特徴

  • 超小型ながら、高効率かつメンテナンスフリーで、入門用に最適な風力発電機です。
  • 重量が300gと軽量で、木の葉が揺らぐ程度のわずかな風速からでも発電できます。
  • 低価格で入手しやすいため、風力発電に対する理解や環境学習のテーマとしてもおすすめです。

株式会社ナリカ「ミニ風力発電機」の概要

出力約0.3W(風速4m/s時)約0.7W(風速6m/s時)
材質AES樹脂
本体長130mm(尾翼込み300mm)
質量300g(本体のみ)
価格¥38,500 (税込)
公式サイトURLhttps://www.scibox.jp/products/c15-9002/

引用:株式会社ナリカ「科学のおみせサイボックス」

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株式会社ナリカの「風力発電機 WG-504」

風力発電機 WG-504

引用:株式会社ナリカ「科学のおみせサイボックス」

株式会社ナリカが提供するもう1つの小型風力発電機WG-504は、25Wの電力を出力する本格的な仕様です。

価格も約11万円と比較的入手しやすく、DC12Vバッテリーに接続して充電できるので、幅広い用途に使用できます。

特徴

  • DC12Vバッテリーに接続して充電でき、電力をさまざまな用途に使用できます。
  • ブラシレス発電なので長期間の使用に耐え、発熱も少なく高効率です。
  • ファンにリングが付いている安全設計で、巻き込み事故を防ぎます。

株式会社ナリカ「風力発電機 WG-504」の概要

定格出力25W
定格風速10m/s
大きさφ510mm(プロペラ)
質量3.5kg(本体)
価格¥113,300 (税込)
公式サイトURLhttps://www.scibox.jp/products/c15-9000/

引用:株式会社ナリカ「科学のおみせサイボックス」

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株式会社ノースパワーの「NP-103」

ノースパワーNP-103

引用:株式会社ノースパワー

株式会社ノースパワーの小型風力発電機NP-103は、低価格の本体から2.4Wの出力を発揮する魅力的なモデルです。

充電用の乾電池と接続して充電したり、小型の照明器具と接続して夜間照明としても使用できるため、風力発電の入門用に最適です。

特徴

  • 製品価格が安いうえに、周辺機器や機材もそれほどコストがかからないため、手軽に風力発電を導入できます。
  • ブレードの角度や枚数を変更できるなど、カスタマイズの自由度が高いです。
  • オプションパーツが豊富に用意されています。

株式会社ノースパワー「NP-103」の概要

定格出力2.4W
ローター直径57cm
質量約1.1kg(本体)
材質ブレード他主要部品:ステンレス発電機本体:アルミニウム合金
価格¥13,750(税込)
公式サイトURLhttp://www.northpower.co.jp/windturbine/np103.htm

引用:株式会社ノースパワー

株式会社ノースパワーの「マイクロミニ風力発電機KazeKozo」

マイクロミニ風力発電機KazeKozo

引用:株式会社ノースパワー

株式会社ノースパワーの「マイクロミニ風力発電機KazeKozo」は、わずかな風でも静かに高回転し、2.8Wを出力する風力発電機です。

高い防錆性が備わっているため、海岸部での使用にも耐えられますが、支柱は付属していないため、別途用意する必要があります。

特徴

  • ブラシレス発電のため耐久性に優れており、長期間使用できます。
  • とても静寂性が高く、夜間でも騒音が気にならないため、住宅地での使用にも適しています。
  • DC12Vバッテリーに直接接続して充電できるので、発電した電気をさまざまな用途に使用できます。

株式会社ノースパワー「マイクロミニ風力発電機KazeKozo」の概要

定格出力2.8W
大きさφ200mm(プロペラ)
質量約300g(本体)
材質AES樹脂製
充電開始速度4m/s
耐風速強度30m/s程度
価格¥34,980 (税込)
公式サイトURLhttp://www.northpower.co.jp/windturbine/kazekozo.htm

引用:株式会社ノースパワー

サスティナブルパワー株式会社の「AD-600 エアードラゴン」

エアードラゴン

引用:サスティナブルパワー株式会社

サスティナブルパワー株式会社の「AD-600 エアードラゴン」は、小型のモデルながら600Wという高出力を発揮する風力発電機です。

台湾で製造されているモデルですが、風速50m/sまで耐えることができ、実用的なレベルで自宅に風力発電を設置したい方も満足できるスペックを持っています。

特徴

  • わずかな風で回転を開始し、回転音もとても静かです。
  • 600Wという高出力を発揮するため、DC12Vまたは24Vのバッテリーにも簡単に充電できます。
  • MPPTチャージコントローラーを付属しているので、充放電の制御も可能です。

サスティナブルパワー株式会社「AD-600 エアードラゴン」の概要

定格出力600W
定格風速14.0m/s
回転開始風速≧1.0m/s
発電開始風速2.0m/s
耐風速50m/s
ローター直径1300mm
全長928mm
材質発電機ボディ:アルミ合金
尾翼:低密度ポリエチレン
ブレード:ポリプロピレン + グラスファイバー
質量12.0kg(本体)
価格¥286,000 (税込)
公式サイトURLhttps://www.powerwalkershop.com/items/67248084

引用:サスティナブルパワー株式会社

Texenergy社の「Infinite Air 18」

Infinite Air 18

引用:Texenergy社

英国のTexenergy社が開発し、中国で生産されているInfinite Air 18は、持ち運びに便利な小型風力発電機です。

自宅での発電はもちろん、キャンプや釣りなどのアウトドアレジャーにも使用できます。

特徴

  • 追加のケーブルやコンバーターを必要とせず、12Vのバッテリーにもシームレスに電力を供給できます。
  • オフグリッドで使用する場合はコンパクトな状態で持ち運びが可能なので、さまざまな場面での電力ニーズに応えらえます。
  • アルミニウム構造により、あらゆる状況で安定性と耐久性を実現し、使いやすさ・セットアップの迅速さ・持ち運びやすさを考慮して設計されています。

Texenergy社「Infinite Air 18」の概要

最大出力27W
最小風速12 – 19 km/h(約3~5m/s)
最大風速62 – 74 km/h(最大約20m/s)
高さ100cm
ブレード/タービン直径50 cm
質量3.2 kg
価格219.00米ドル (約34,000円)
公式サイトURLhttps://www.texenergy.com/products/infinite-air-18-portable-off-grid-wind-turbine

引用:Texenergy社

Tornado

Tornado

引用:クラウドファンディングサイトIndiegogo

Tornadoはとてもユニークな形をした小型風力発電機で、持ち運びに適しているため、屋外でスマホなどの充電ができます。

海外で製造されているらしいですが、詳細は不明で、スペックはクラウドファンディングサイトIndiegogoにて公開されています。

特徴

  • 羽がらせん状の特殊な構造をしており、機器が受けた風が上昇する原理を利用して、360°どの方向から風が吹いても発電できます。
  • コンパクトに分解して持ち運びができ、付属の三脚に搭載してどこでも風力発電ができます。
  • バッテリーを内蔵しており、コンセントから充電したり、ハンドルを回して発電することもできます。

Tornadoの概要

バッテリー容量12,000mAh
定格風速8m/s
耐速度約20m/s
大きさ255×155×155mm
質量712g
価格99ユーロ(約16,300円)
紹介サイトURLhttps://www.indiegogo.com/projects/tornado-new-portable-savonius-wind-turbine#/

引用:クラウドファンディングサイトIndiegogo

株式会社チャレナジーのマイクロ風車「Type D」

チャレナジーのマイクロ風車「Type D」

引用:株式会社チャレナジー

株式会社チャレナジーが提供するマイクロ風車「Type D」は、マイクロ風車と言っても家庭用としてはかなり大型のモデルです。

基礎工事を必要としますが、ソーラーパネルと併用できるため、自家用発電機非常用電源としてはとても実用的です。

特徴

  • 都市部のようなスペースの少ない場所にも設置できるため、災害に強い次世代型の風力発電機です。
  • 垂直軸型サボニウス方式を採用しており、プロペラ型に比べて弱い風でも発電でき、静寂性も高いです。
  • 運用期間は10年を想定しており、長期間にわたって独立電源として活用できます。

株式会社チャレナジーのマイクロ風車「Type D」の概要

定格出力100W
定格風速11m/s
耐風速40m/s
大きさ高さ1.5m、直径0.7m
質量55.5kg
騒音レベル49dB
公式サイトURLhttps://challenergy.com/2023/02/01/type-d/

引用:株式会社チャレナジー

ひだかや株式会社の「そよ風くんV-Ⅰ」

そよ風くん

引用:ひだかや株式会社

ひだかや株式会社の「そよ風くん」には3種類のモデルがあり、中でも最も低価格の「そよ風くんV-Ⅰ(WK16-09)」であれば家庭用としても導入できそうです。

定格出力340Wを発揮する高性能モデルで、日常の自家発電非常用発電機として活躍するでしょう。

特徴

  • ブラシレス構造のため耐久性が高く、長期間の使用が期待できます。
  • 定格風速を超えると自動でブレーキがかかるうえに、台風などの強風時には手動でもブレーキをかけられる装置が付属されています。
  • ジャイロ式の羽を採用しているため、プロペラ式に比べてとても静寂性が高く、住宅地でも使用できます。

ひだかや株式会社「そよ風くんV-Ⅰ(WK16-09)」の概要

定格出力340W
カットイン風速4m/s
定格風速12m/s
耐風速60m/s(最大瞬間)
風車の直径1.67m
ブレードの長さ0.9m
質量28kg(風車部)
価格100万円~
公式サイトURLhttps://mirai-solar.co.jp/service/wind-power/specification-1/

引用:ひだかや株式会社

シー・ティ・マシン株式会社の「Kharios N200-BGL」

Kharios N200-BGL

引用:シー・ティ・マシン株式会社

シー・ティ・マシン株式会社の「Kharios N200-BGL」は、さらに大型の風力発電機で、高さ5m以上にも達します。

家庭用として設置するにはややハードルが高いモデルですが、長期間の使用を想定しているならば導入を検討してもよいでしょう。

特徴

  • 耐風速を超える強風時には、自動的に電気式ブレーキがかかるコントローラーによって電圧が管理されます。
  • 高輝度LEDが組み込まれており、夜間の照明灯として使用できます。
  • シールドバッテリーを内蔵しており、約4日間発電がなくても毎日点灯できる容量があります。

シー・ティ・マシン株式会社「Kharios N200-BGL」の概要

定格出力200W
起動風速1.2m/s
カットイン風速1.6m/s
耐風速60m/s
風車サイズφ1.0m x H1.0m
質量約280kg
高さ約5.45m
公式サイトURLhttps://ctmachin-environment.sfsite.me/product/wind_power

引用:シー・ティ・マシン株式会社

番外:バルミューダ株式会社の小型風力発電機

バルミューダ

引用:バルミューダ株式会社

最後に、まだ製品化はされていませんが、小型風力発電で注目しておきたいバルミューダ株式会社を紹介します。

同社はDCモーター扇風機の開発で一躍有名になりましたが、近年ではその技術を活かして小型風力発電機の研究開発を進めています。既に独自の二重構造を持つ「モダン・マルチブレードタービン」を開発し、低回転速度でも高いエネルギー変換効率と静音性を実現しています。

2023年9月には、JAXAの風洞実験で周速比3以下の領域で変換効率48.1%を記録し、10月からは群馬県で屋外実証実験を開始しました。さらに、足利大学・飯野研究室と連携し、同年12月の第45回風力エネルギー利用シンポジウムで研究成果を発表しています。

そろそろ製品化の発表があっても不思議ではありません。今後のバルミューダ株式会社の動きに注目しましょう。

【まとめ】風力発電は自宅にも設置できる!

風力発電は自宅にも設置できることがお分かりいただけたと思います。都市部や郊外の住宅にも対応でき、特に風がよく吹く地域では効果的に活用できるでしょう。初期費用は必要ですが、再生可能エネルギーを活用することで、電気代の節約や環境負荷の軽減が期待できます。

また、太陽光発電など他のエネルギー源と組み合わせることで、より安定した電力供給も可能です。自給自足型のエネルギーライフを始めたい方におすすめの選択肢と言えるでしょう。

風力発電の個人利用では、発電した電力を蓄電池に貯めておくことも有効です。災害時の非常用電源としても使用できるので、蓄電池はこれからの時代になくてはならないものとなるでしょう。

蓄電池の設置をお考えの方は、まずは↓こちらから無料でお見積もりはいかがでしょうか。


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