家庭用蓄電池の補助金は、国からだけではなく地方自治体からも受給できる可能性があります。国からの補助金と併用もできるため、蓄電池を購入したい方にはおすすめです。
しかし、地方自治体からの補助金は自治体ごとに制度が違うため、発表される時期もまちまちです。そのため、最新の情報を見逃してしまい、補助金の申請が間に合わなくなることも多いのです。
この記事では最新の情報を見逃したくない方のために、2024年3月末の時点で判明している、2024年度における蓄電池の補助金の交付申請受付を発表している自治体を紹介します。
まだ2024年度の情報は少ないですが、随時追記していく予定です。
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国からの補助金については、こちらの記事を参考にして下さい。
北海道・東北地方
岩手県北上市
北上市では「北上市住宅用おひさまパワー活用設備設置費補助金」の交付申請の受付を2024年4月1日から開始すると発表しています。この補助金は、蓄電池と太陽光発電のセットで新規購入する場合のみ補助金が受給できます。蓄電池の単独購入では補助金は受け取れません。
参照：北上市
関東地方
東京都
クール・ネット東京で、家庭における蓄電池導入促進事業の2024年度の補助金申請に関する情報が発表されています。
令和6年5月31日に事前申込の受付が開始され、令和6年6月末頃に交付申請および実績報告の受付が開始される予定です。
参照：クール・ネット東京
茨城県龍ケ崎市
龍ケ崎市では、自立・分散型エネルギー設備導入促進事業費補助金が提供されています。
2024年度は、6月頃から受付開始予定と発表されています。
参照：龍ケ崎市
茨城県牛久市
牛久市では、住宅用環境配慮型設備設置事業補助金が提供されています。
2024年度は、4月1日（月）から受付開始予定です。
参照：牛久市
千葉県松戸市
2024年度の住宅用省エネルギー設備の設置に関する補助金は、2024年4月1日から申請の受付を開始するという発表がありましたが、詳細についてはまだ不明です。
参照：松戸市
千葉県習志野市
2024年度の補助金の情報は、4月中旬以降に公開予定と発表されています。
参照：習志野市
千葉県四街道市
2024年度の補助金の情報は、4月中旬頃に公開予定と発表されています。
参照：四街道市
神奈川県川崎市
2024年度から、従来の「スマートハウス補助金」が廃止になり、新たに「太陽光発電設備等設置費補助金」を創設する予定と発表されています。
2024年度の申請受付開始時期は、夏前頃の予定です。
参照：川崎市
甲信越・北陸地方
山梨県
山梨県では、2024年に「再エネ設備導入支援事業費補助金」が提供されます。
対象となる設備は、「太陽光発電」「既に設置されている太陽光発電と連携する蓄電池」「太陽光発電とセットで新たに設置する蓄電池」のいずれかです。ゆえに、蓄電池単体での設置は補助金の対象とはなりません。
2024年度の補助金の交付申請受付は2月1日からすでに開始されており、期限は2024年11月29日（金曜日）19時までです。
参照：山梨県
長野県
長野県では、2024年に住宅への太陽光パネル（10kW未満）と蓄電池の設置を支援する「既存住宅エネルギー自立化補助金」の申請と、共同購入事業「みんなのおうちに太陽光」の参加登録を受け付けています。
長野県の補助金では、V2H（Vehicle to Home）充放電システムの設置の支援も受けられます。V2Hを導入すると、EV（電気自動車）等のバッテリーを住宅の電源としても活用できます。
参照：長野県
近畿地方
大阪府豊中市
豊中市では、スマートハウス等支援補助金で蓄電池への補助金が提供されています。
2024年度は、5月9日受付開始と発表されています。
参照：豊中市
兵庫県神戸市
蓄電池の共同購入に対する補助金制度が実施されています。
令和4年度から、伊丹市・尼崎市・西宮市・芦屋市・宝塚市・川西市・三田市・猪名川町の8自治体と連携して取り組んでいますが、令和5年度から明石市が加わっています。
参照：神戸市
九州地方
大分県
大分県では、脱炭素に向けた太陽光発電設備等導入事業費補助金を提供しています。
令和6年2月6日から募集が開始されており、12月31日が期限です。今回に限り、蓄電池のみ導入でも補助金を受給できると発表されているので、大分県で蓄電池の導入を検討中の方は要注目です。
参照：大分県
熊本市
2024年3月15日に熊本市公式サイトで発表された内容によると、2024年度の補助対象や要件等については、2024年3月下旬から4月上旬に公開予定とのことです。
【まとめ】蓄電池の補助金申請はお早めに
蓄電池の補助金は、国からのものとは別で地方自治体からの補助金を受給できる可能性があります。
地方自治体からの補助金は、予算と受付件数に限りがあるため、最新の情報をチェックするとともに、検討中の方は早めの申請が重要です。
今後も最新の情報が発表され次第、記事を更新していく予定ですので、ぜひご覧ください。
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