太陽光発電蓄電池

太陽光発電と蓄電池のセット費用は?初心者向けにやさしく解説

太陽光発電と蓄電池のセット費用は?太陽光発電
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太陽光発電と蓄電池は、セットで同時に購入するとメリットがたくさんあります。

しかし、片方だけでも高価な費用がかかるのに、両方同時に購入するのは大変だという方も多いでしょう。

この記事では、太陽光発電と蓄電池をセットで買う際の費用と、利用できる補助金について、できるだけ簡単な言葉で分かりやすく解説しています。

初めての方や電気が苦手な方でも、最低限これだけを知っておけば大丈夫という内容になっていますので、入門用記事としてお役立ていただければ幸いです。

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太陽光発電と蓄電池のセット購入がお得な理由は?

太陽光発電と蓄電池のセット購入がお得な理由は、おもに次の8つがあります。

  • 設置工事費用を抑えられる
  • パワーコンディショナを1台で共用できる
  • 配線工事を減らせる
  • 電気代の節約になる
  • 蓄電池に電気を貯められる
  • 夜間や雨天時に無料で電気を使用できる
  • 停電時にも電気を使用できる
  • FIT期間終了後は電気を自家消費できる

このようにメリットがたくさんあるので、迷っている方はぜひセット購入する方向でご検討下さい。

事項では費用の詳細について見てみましょう。

なお、太陽光発電と蓄電池をセットで購入するメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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太陽光発電と蓄電池の費用は?

太陽光発電と蓄電池をセットで購入する場合の費用を算出する前に、まずは簡単に太陽光発電と蓄電池それぞれの費用を見てみましょう。

太陽光発電の費用

太陽光発電の費用は、例えば出力5kWの太陽光発電を購入する場合は、税込で約140万円です。

太陽光発電システムの費用は、経済産業省の統計からおよその金額を知ることができます。

下表では、左側のグラフが2012年から2022年までの太陽光発電システムの費用の推移を、右側の図が2022年度の費用の内訳(新築住宅の場合)を表しています。

新築住宅と既築住宅では設置する際の費用に少し差があることに注意して下さい。

住宅用太陽光発電のシステム費用の推移とその内訳

引用:経済産業省「令和5年度以降の調達価格等に関する意見(案)

ここで表されている太陽光発電の費用は、1kWあたりの費用です。

つまり、この数値を基準として、購入したい太陽光発電の出力から費用を算出できます。

この統計から分かる最も新しい2022年度の太陽光発電システムの費用は、新築住宅に設置する場合で26.1万円/kW、既築の住宅に設置する場合は28.1万円/kWです。

また、このグラフには反映されていませんが、令和5年度以降の調達価格等に関する意見(案)によると、2023年度の費用が25.9万円/kW、2024年度は25.5万円/kWと想定されています。

太陽光発電システムの費用が、年々安くなっていることがお分かりいただけるでしょう。

例えば、2023年度に出力5kWの太陽光発電システムを新築住宅に設置する場合は、税込み価格の目安として25.9×5×1.1=142.45万円程度の費用がかかることになります。

太陽光発電システムの費用の内訳

太陽光発電システムの費用のおおよその内訳は、さきほどの右図のとおりで、設備費と工事費に分かれます。

費用の約8割を設備費が占め、さらに設備費の内訳は、おもに太陽電池モジュール・パワーコンディショナ(パワコン)・架台です。

また、工事費には各設備を設置する工事のほかに、各設備をつなぐ配線工事などがあり、全体の費用の2割程度となるでしょう。

蓄電池の費用

蓄電池を購入する際の費用については、政府が設定した目標価格が目安となっています。

経済産業省の「家庭用、業務・産業用蓄電システムの各年度毎の目標価格(案)」によると、2019年の費用は工事費込で18.7万円/kWh、2021年は16.5万円/kWhでした。(いずれも税抜き価格)

そして、2023年度の目標値は14.5万円/kWhと設定されています。

蓄電池の費用は、貯められる電気の容量を考慮して、1kWhあたりの費用として設定されていることに注意して下さい。

例えば、2023年度に容量5kWhの蓄電池を購入する場合の費用は、14.5×5×1.1=79.75万円なので、税込で約80万円です。

メーカーや機能などによって差が出るので、あくまでも目安にして下さい。

蓄電池システムの費用の内訳

蓄電池システムには蓄電池本体の他に、パワコン・DC/DCコンバータ・電力コントローラー・操作用モニター・送電ケーブルなどが附属されます。

また、工事費は蓄電池の容量や業者によって多少の差はありますが、約30万円です。

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太陽光発電と蓄電池をセットで購入する場合の費用

結論から言うと、一般住宅に太陽光発電と蓄電池をセットで設置するときの費用は、200~300万円になります。

あくまでも一例ですが、先述の出力5kWの太陽光発電と、容量5kWhの蓄電池をセットで購入した場合は、単純に加算すると、142.45+79.75=222.2万円です。

ただし同時に購入すると、設置に必要な工事が少なくなり、短時間で設置できるので、工事費用を安く抑えられます。

もちろん、設置する業者や設備のメーカー・スペック・機能などによって費用に差はあります。

購入前に複数の業者で見積りを取り、比較検討してから決めるのが理想的です。

太陽光発電と蓄電池を購入できるおすすめのメーカー

太陽光発電と蓄電池をセットで購入するときには、どのメーカーを選ぶかも重要です。

ここではおすすめの3社と、おもな特徴を簡単にご紹介します。

シャープ

大手電機メーカーの中でも太陽光発電の実績が豊富なシャープは、住宅の屋根の形に合わせた太陽電池モジュールを設計できることが特徴です。

通常の太陽電池モジュールを設置しにくい屋根にも設置できるうえに、屋根の隅まで設置できるので、最大限に発電力を発揮できます。

蓄電池においても高い技術を持ち、製造から販売まで一貫して取り扱っているので、アフターサービスも万全です。

蓄電池の容量は4.0kWhから用意されているので、使用電力に合わせて選べることも特徴です。

ソーラーフロンティア

太陽光発電に特化したメーカーとして有名なソーラーフロンティアは、豊富な実績と高度なノウハウを持っています。

当社の太陽電池モジュールは発電効率が高いことが特徴で、特に発電効率にこだわる方にはおすすめのメーカーです。

また、ソーラーフロンティアが提供する蓄電池は、住宅用としては比較的容量が大きいので、大家族の住宅でも十分に活用できます。

長州産業

長州産業は山口県発祥のメーカーで、昭和55年から太陽熱温水器を製造・販売し続けており、その技術の蓄積が太陽光発電にも活かされています。

長州産業が提供する太陽電池モジュールは、発電効率を重視したモデルや、雪国に適応したモデルなど種類豊富なことが特徴です。

蓄電池も種類が豊富で、全負荷型か特定負荷型かを選択できたり、ハイブリッド型パワコンも設置できます。

太陽光発電と蓄電池のセット購入は補助金を受けられる?

太陽光発電と蓄電池をセットで購入する場合は、条件を満たしていれば受給できる補助金がいくつかあります。

受給できる補助金は、以下のとおりです。

  • 国の補助金
  • 自治体の補助金
  • DR対応蓄電池補助金
  • こどもエコすまい支援事業

国からの補助金は、太陽光発電のみ設置する場合には支給されません。

蓄電池とのセットで設置する場合か、蓄電池のみ設置する場合に支給の対象となり、セットの場合は資源エネルギー庁の公式サイトで公募が行われています。

自治体からの補助金は、自治体ごとに条件が異なるので、お住まいの自治体で実施している補助金制度を公式サイトなどで確認するとよいでしょう。

DR対応蓄電池補助金は「一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)」、こどもエコすまい支援事業は国土交通省によって運営されている制度です。

【まとめ】太陽光発電と蓄電池のセット購入はお得です

太陽光発電と蓄電池のどちらも購入を検討中の方には、セットでの購入がおすすめです。

確かにどちらか1つでも高価な買い物ですが、長い目で見るとメリットのほうが多いでしょう。

これからはますます電気が重要視される時代になるので、今から備えておけば安心です。

まずは、↓こちらから無料でお気軽にお見積りからいかがでしょうか。





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