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【2024年版】家庭用蓄電池のおすすめ16選!初心者向けにやさしく紹介

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家庭用蓄電池を初めて購入したいけど、解説の内容が難しすぎて困っている方もいるのではないでしょうか。本記事では、さまざまなメーカーから提供されている蓄電池の中からおすすめの16選を、初心者の方にやさしくご紹介します。難しい用語を極力使わずに、要点だけを解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

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家庭用蓄電池のメーカーと機種おすすめ16選

本項では、11の国産メーカーと5つの海外メーカー、合わせて16のメーカーの中で、特に初めて蓄電池を購入する方におすすめのモデルをご紹介します。まず先に国産メーカーの11社を紹介し、次に海外メーカー5社を紹介します。各メーカーの製品の特徴や容量、価格など、ポイントだけを解説しているので、初心者の方の蓄電池選びの参考になるでしょう。

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国産の家庭用蓄電池メーカー

パナソニック

パナソニックから提供されている家庭用蓄電池は「創蓄連携システム」という名称で販売されています。いくつかのモデルが用意されていますが、その中でもおすすめは5.6kWhのモデルです。

パナソニックの「創蓄連携システム」は、発電効率の高い太陽光パネルと蓄電池を組み合わせたシステムで、特に5.6kWhモデルはエネルギー効率とコストパフォーマンスを重視する小規模家庭に最適です。

エネルギー管理システムにより、太陽光発電で得た電力を最大限に活用し、余剰電力は蓄電池に保存、必要に応じて使用することができます。これにより、電気代の節約だけでなく、停電時の安定した電力供給も実現します。

「創蓄連携システム」の最大の特徴は、2つのパワーコンディショナを一体化したことで、これはパナソニックが業界で初めて導入した蓄電池システムです。以下に、「創蓄連携システム」の交流の交換ロスを改善した点について詳しく解説します。

  • パワーコンディショナとは:通常、太陽光発電システムは直流(DC)で発電されますが、家庭用電力は交流(AC)で供給されます。ゆえに、太陽光発電から蓄電池への充電や、蓄電池から家庭用電力への放電の際に、交流と直流を変換するパワーコンディショナが必要です。
  • パワーコンディショナを一体化:従来は太陽光発電と蓄電池それぞれに1つずつパワーコンディショナが設置されていました。この変換に伴う交流の交換ロスを最小限に抑えるために、「創蓄連携システム」では2つのパワーコンディショナを1つにまとめて変換ロスを改善しています。
  • 変換ロスを軽減:これにより、蓄電池からの電力供給が効率的に行われ、家庭用電力の消費においてもロスを最小限に抑えることができます。総じて、「創蓄連携システム」は、効率的で安定した電力供給を実現しています。
  • 価格:5.6kWhモデルの価格は約822,800円(税込)で、初めて蓄電池を設置したい方には購入しやすい価格です。パナソニックは40年以上の実績と歴史ある太陽光発電メーカーで信頼性が高く、エネルギーの自給自足を目指す家庭に理想的な選択肢となっています。

参照:パナソニック

京セラ

京セラの家庭用蓄電池の中では、定格容量5kWhのモデル「エネレッツァ EGS-LM0500、EGS-LM0500S」が初めて設置する方におすすめです。室内・屋外どちらにも設置できます。

京セラの家庭用蓄電池の特徴は、世界で初めて商用化した「クレイ型リチウムイオン電池」にあります。クレイ型リチウムイオン蓄電池の特長は、おもに以下のとおりです。

  • 従来のリチウムイオン蓄電池と異なる構造:京セラのクレイ型リチウムイオン蓄電池は、電極に独自開発の電解液を練り込んで粘土状にする技術を用いています。これにより、電解液をはじめから練りこんだ電極とすることで安全性を高め、同時に従来型の約1.5倍の長寿命を実現しています。
  • 高い安全性:クレイ型リチウムイオン蓄電池は、電解液を満たした従来の液体型電池に比べて、電極が3~5倍厚く設計できるため、安全性が向上しています。粘土状にすることで、万が一大きく変形しても内部ショートが起きにくい安全設計を実現しています。
  • 低コスト:クレイ型リチウムイオン蓄電池は、電極材料が電解液を練り込んだ粘土状の半固体リチウムイオン蓄電池であり、製造プロセスを簡素化できるため、低価格が期待できるタイプです。
  • 価格:「エネレッツァ EGS-LM0500、EGS-LM0500S」は、蓄電池とパワーコンディショナ・リモコン・通信モデムがセットになっており、メーカーの希望小売価格は2,750,000円(税込)となっています。

参照:京セラ

ニチコン

ニチコンの家庭用蓄電池で初心者の方におすすめできるモデルは、「ESS-U3S1」です。

「ESS-U3S1」の特徴、容量、価格は以下のとおりです。

  • 超小型設計:ESS-U3S1は、エアコンの室外機と同じサイズでありながら、4.1kWhの大容量を実現しています。屋外スペースを有効活用できるため、場所を選ばず設置できます。
  • 簡単な設置:本体重量は約77kgで、取り付け工事は大型の蓄電池のような基礎工事をする必要がなく、指定のブロックの上に乗せるだけです。
  • 太陽光発電との連携:国内外のさまざまな太陽光発電システムとの連携が可能です。
  • 操作が簡単:室内にタッチパネル式リモコンを設置でき、充電量の確認や運転の切り替えもワンタッチで行えます。さらにリモコンをネットワークに接続すると、24時間体制で遠隔地からの安全管理も行えます。
  • 容量:ESS-U3S1の蓄電容量は4.1kWhです。一般的な電気使用量の家庭なら、最大で約8時間もテレビや照明器具、冷蔵庫などの家電製品を使用できます。
  • 価格:メーカーの希望小売価格は99万8,000円(税抜き)ですが、実売価格は約70万円〜80万円ほどで、入門用の蓄電池として購入しやすい価格です。補助金を活用すれば、さらにお得に購入できます。

参照:ニチコン

ダイヤゼブラ電機(旧田淵電機)

ダイヤゼブラ電機(旧田淵電機)の家庭用蓄電池で、初心者の方におすすめのモデルは「EIBS7」(アイビスセブン)です。以下で「EIBS7」(アイビスセブン)の特徴、容量、価格を解説します。

  • ハイパワーで充放電可能:EIBS7は太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナを一つにするハイブリッドタイプです。電気の変換ロスが少ないうえに、外見も余分な機器がなくスッキリした印象で、あらゆる場所に設置しやすい設計です。
  • 全負荷対応:停電時に家中の電気をまるごとバックアップできます。100Vの家電製品はもちろん、エアコンやIH調理器など200Vの家電製品でも通常通り使用可能です。
  • 停電時の自立出力:最大5.5kVAの出力で安定した電力供給が可能です。
  • EVからの給電も可能:外部給電アダプタ「from V」を設置すれば、EV(電気自動車)から蓄電池へ電気を給電することもできます。
  • 容量:EIBS7は蓄電ユニット1台で7.04kWhの容量です。また、2台併設して14.08kWhの大容量にすることもできます。
  • 価格:EIBS7の価格はオープン価格となっており、販売店によって異なります。一般的には蓄電池本体の値段に加えて30万円から50万円程度の蓄電池設置工事費用がかかります。

参照:ダイヤゼブラ電機

ENEOSサンエナジー

ENEOSのグループ会社「ENEOSサンエナジー」が提供する家庭用蓄電池で、初心者の方におすすめのモデルは、「ESS-P1S1」です。特徴・容量・価格は以下のとおりです。

  • マンションでも使える小型サイズ:ESS-P1S1は家庭用蓄電池の中でも特に小型のモデルで、サイズは高さ380mm、幅250mm、奥行き550mmというコンパクトなボディです。室内に配置でき、キャスター付きなので簡単に移動もできます。マンションのように室内面積が限られている場所でも使用しやすいサイズです。
  • 安心のニチコン製:ESS-P1S1は、国内の蓄電池メーカーとして評価の高いニチコンが製造するポータブル型蓄電システムです。
  • 容量:ESS-P1S1の容量は2kWhです。100Vの家電製品のみ対応ですが、万が一の停電の際には、冷蔵庫・液晶テレビ・照明器具などを同時に10時間使用できる電力を供給できます。
  • 価格:価格は605,000円(税込)で、初めて蓄電池を導入する家庭でも購入しやすい価格です。

参照:ENEOSサンエナジー

シャープ

シャープの家庭用蓄電池の中で、初めて蓄電池を購入する方におすすめのモデルは「JH-WB1621」です。特徴・容量・価格は以下のとおりです。

  • 太陽光発電との連携:太陽光発電システムと連携し、発電した電力を蓄電池に貯めることができます。シャープは太陽光発電システムの開発実績が豊富なため、初めてでも安心して導入できます。
  • パワーコンディショナを一体化:蓄電池と太陽光発電システムをセットで導入すると、パワーコンディショナを一体化できるため、設置するパワーコンディショナが1台で済みます。経済的でメンテナンス性も高く、外見もスッキリします。
  • EV連携対応:蓄電池と蓄電池連携型パワーコンディショナ(JH-55NF3またはJH-40NF2)を接続することで、将来的にEV(電気自動車)を導入する際にEV連携が可能です。
  • クラウド連携:クラウド上のHEMSサービス(COCORO ENERGY)と連携して、AIがさらに賢く蓄電池をコントロールします。
  • 屋外設置の簡易基礎:簡易基礎の上に設置可能なため、基礎工事の工程を大幅にカットできます。土の上にも簡易基礎を設置できるので、設置できる場所の選択肢が広がります。屋内にも設置可能です。
  • 容量:4.0kWhの容量があり、万が一の停電時にもエアコンなど消費電力量が多い家電製品を使用できます。
  • 価格:オープン価格ですが、蓄電池のみの価格は36万円前後で販売されています。初めて蓄電池を導入する家庭でも購入しやすいでしょう。

参照:シャープ

オムロン

オムロンの蓄電池の中で、初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのモデルは、「KP-BU63-B」です。

以下で、「KP-BU63-B」の特徴・容量・価格を解説します。

  • 寿命が長い:KP-BU63-Bは12000サイクルもの充放電が可能で、寿命が長く、保証期間が15年間あります。
  • 夜間電力が活用しやすい:グリーンモードでの使用時、夜間充電で100%まで充電できます。夜間の電気料金で充電できる量が倍増し、朝の電力使用量が多い方におすすめです。
  • PIDリスクが低い:PIDとは、簡単に言うと太陽光発電の出力が低下することです。PIDが発生すると、せっかく発電した電力が十分に使用できない状態になります。KP-BU63-Bでは、オムロン独自の技術により、太陽光パネルのPIDリスクが発生しにくい制御を実現しています。
  • 容量:6.3kWhで、小型の家庭用蓄電池としては容量に余裕のあるモデルです。万が一の停電時にも、エアコンのような消費電力の高い家電製品を使用できます。
  • 価格:オープン価格なので希望小売価格は公開されていませんが、蓄電池のみならば30万円前後で購入できるので、初めて蓄電池を設置する家庭でも購入しやすい価格です。容量を考慮しても、かなりお買い得感のあるモデルです。

参照:オムロン

住友電工

初めて蓄電池を導入する家庭におすすめの住友電工の家庭用蓄電池モデルは、「POWER DEPO V」です。POWER DEPO Vは、従来の小型主力蓄電池をさらにアップグレードさせた新製品です。以下で、特徴・容量・価格を解説します。

  1. 業界最小最軽量クラス:POWER DEPO Vはコンパクトで軽量な設計で、一般的なエアコンの室外機よりもかなり小さなサイズです。屋外だけではなく屋内にも設置できるので、マンションの室内での使用も問題ありません。
  2. エネファーム併設モード:新機能としてエネファーム併設モードを搭載しており、従来の製品よりもさらなる節約が可能です。
  3. 2台併設が可能:蓄電池を2台併設して、容量6.6kWhの大容量蓄電池としても使用できます。
  4. 出力の向上:連携出力1.6kVA、自立出力1.5kVAあり、特に太陽光発電システムと連携した場合の出力が従来の製品より大きく向上しています。
  5. 塩害・寒冷地対応:塩害対策が施されているため、海岸付近での使用にも耐性があります。また、寒冷地にも対応できるつくりになっています。
  6. 容量: 3.3kWhの容量を持ち、万が一の停電時には冷蔵庫や液晶テレビなどの家電製品を普段と同じように使用できます。
  7. 価格:価格はまだ公開されていません。アップグレード前のモデル「POWER DEPO Ⅳ」の価格が約55万円なので、その価格を上回ると予想されます。

参照:住友電工

スマートソーラー

スマートソーラー株式会社の家庭用蓄電池で、初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのモデルは、「スマート蓄電-T」です。以下で、特徴・容量・価格を解説します。

  1. 安全性:スマート蓄電-Tは日本の製品認証「Sマーク」を取得しており、発火・発煙がないことを確認する釘差し・圧壊試験に合格しています。リチウムイオン電池を採用しており、結晶構造が崩壊しにくく、安全性が高いです。
  2. 高性能:太陽光発電の自家消費を実現するために設計されており、効率的なエネルギーの貯蔵と供給を行います。太陽光発電システムの開発実績が豊富なスマートソーラーならではのメリットです。
  3. スマート制御:スマート蓄電-Tは、スマートフォンアプリを通じて遠隔操作でき、電力の使用状況をリアルタイムでモニタリングできます。
  4. 容量:スマート蓄電-Tの容量は11.5kWhという大容量です。一般家庭用としては十分過ぎるほどの容量ですが、万が一大災害に見舞われて数日間の停電が発生しても、普段と変わりなく家電製品を使用できます。
  5. 価格:価格は206万3600円と高額ですが、東京都在住の方であれば補助金を利用して約50万円にまで費用を抑えられる可能性があります。

参照:スマートソーラー

荏原実業パワー

荏原実業パワーが販売している家庭用蓄電池の中で、初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのモデルは、EJ-POWERの「EJ1-HB58-HA」です。以下で、特徴・容量・価格を解説します。

  1. AI最適制御システム:国内で初めて、AIを搭載した蓄電池を選択できます。ご家庭の電力データをもとに、どんな家電が、いつ、どれくらい使われたかをAIが高精度に推定します。自家消費を最大化しながら、電気料金の最適化を行う蓄電池の自動制御サービスです。
  2. インターネットに接続可能:蓄電池システムをインターネットに接続して、遠隔監視できるモデルも選択可能です。
  3. さまざまな防災機能:家電のつけっぱなしアラートや気象警報アラートなどの防災機能が危険を知らせてくれます。また、AI搭載モデルの場合は、お住いの地域に気象警報が発令されると、停電に備えてAIが自動で充電を開始します。
  4. スタイリッシュな専用アプリ:太陽光発電や蓄電池の充放電、家電の使用といったご家庭の電気の流れをわかりやすく表示します。
  5. 容量:5.8kWhの容量を持っています。一般的な家庭であれば、非常用電源として十分な電力を供給してくれるでしょう。
  6. 価格:価格はオープン価格のため公開されていません。

参照:荏原実業パワー

長州産業

長州産業が提供する家庭用蓄電池で、初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのモデルは、「Smart PV Multi CB-LMP63A」です。以下で、「Smart PV Multi CB-LMP63A」の特徴・容量・価格を解説します。

  1. 高い信頼性:長州産業は太陽光発電と蓄電システムの両方の技術とノウハウを持つ数少ないメーカーであり、高い安全性と長寿命性能を提供しています。
  2. 高温に強い:高温耐久性に優れており、厳しい条件でも性能を維持します。
  3. 停電時に自動給電:万が一の停電時も自動で照明などに電気が供給され、ご家族の安全を守ります。
  4. ハイブリッド機能: 太陽光発電と蓄電の両方をサポートします。パワーコンディショナが1台のみで済むので、経済的でメンテナンス性も高いです。
  5. サイクル数:充放電回数が12000サイクルあり、15年以上の長期間にわたり安定して使用できます。
  6. 長期保証: 15年間の無償保証が付いており、安心して使用できます。
  7. 蓄電容量: 6.3kWhという余裕のある容量を持ち、万が一の停電時には非常用電源として大活躍します。
  8. 価格: 約1,380,000円(税込)

参照:長州産業

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海外の家庭用蓄電池メーカー

テスラ

テスラは米国の蓄電池メーカーです。テスラの家庭用蓄電池「Powerwall」は、初めて蓄電池を導入する家庭でも安心して利用できるモデルです。以下で、Powerwallの特徴・容量・価格について解説します。

  1. 電力の自動供給:太陽光発電による余剰電力や系統から電気を蓄電し、電力網の停電を検知すると、自動的にご自宅へ電気の供給を開始します。
  2. 厚みの少ないデザイン:Powerwallは大容量にもかかわらず、厚みがわずか147mmしかありません。コンパクトでモダンなデザインで、設置場所を選ばずさまざまな住宅の外観にフィットします。
  3. リアルタイムモニタリング:お手持ちのスマートフォンにTeslaアプリをインストールすれば、太陽光発電量や電気の消費量を遠隔地からリアルタイムで確認できます。停電に備えて蓄電したり、節約を最大化したりできます。
  4. 容量:Powerwallの蓄電容量は13.5kWhという大容量です。万が一、大災害に見舞われて停電しても、数日間生活できる電力を蓄電できます。
  5. 価格:Powerwallの本体価格は1,290,000円です。

参照:テスラ

LG

LGは韓国の蓄電池メーカーです。LGの家庭用蓄電池で、初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのモデルは、「RESU10H」です。以下で、特徴・容量・価格を解説します。

  1. 高い性能と信頼性:「RESU10H」は、高いエネルギー密度と優れた耐久性を備えています。信頼性の高い製品で、長期間安心して使用できます。
  2. コンパクトな設計:744mm×907mm×206mmというコンパクトなサイズで、設置スペースを最小限に抑えることができます。
  3. 高い充放電効率:高い充放電効率を持ち、太陽光発電からのエネルギーを効率的に蓄えることができます。
  4. 容量:9.8kWhという大容量を持ち、一般的に使用されている家電製品のほとんどをカバーできます。
  5. 価格:本体価格は約85〜130万円程度です。

参照:LG

ファーウェイ

ファーウェイは中国の蓄電池メーカーです。ファーウェイの家庭用蓄電池で、初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのモデルは「LUNA2000-5」です。以下で、特徴・容量・価格を解説します。

  1. AIスマートアーク:AIスマートアークとは、アーク(火花)による火災を防止するためのシステムです。万が一火花が発生しても、0.5秒以内に検知してパワーコンディショナを停止させる、ファーウェイ独自の技術が採用されています。
  2. ハイブリッド型:LUNA2000-5はハイブリッド型の蓄電池で、太陽光発電システムと連携して効率的に電力を供給します。
  3. リン酸鉄リチウムイオン電池:高い変換効率と、熱に対する高い耐久性を持つリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。フル充放電の回数を表すサイクル数も12000あり、長寿命も特徴です。
  4. 自然空冷 (ファンレス設計):冷却方式は自然空冷で、ファンレス設計なので騒音が非常に少なく、ご近所に配慮したい方におすすめのモデルです。
  5. IP65 防水防塵保護等級:高い防水防塵性能を持っているため、屋内外で安心して使用できます。
  6. 容量:実効容量は5kWhあり、初めて蓄電池を導入する家庭であれば十分な電力を確保できます。
  7. 価格:メーカー希望小売価格は198万円ですが、販売店では140万円前後で販売されています。

参照:ファーウェイ

E3/DC

E3/DCはドイツの蓄電池メーカーです。初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのE3/DCの家庭用蓄電池モデルは、「S10 X COMPACT」です。以下で、特徴・容量・価格を解説します。

  1. 停電時の自動給電:S10 X COMPACTは、停電が発生したときに自動で電力を給電する独自のグリッドを確立しています。人が操作しなくても自動で電力供給が再開されるので安心です。
  2. 太陽光発電との連携:最大12kWの太陽光発電システムと連携できます。日常的な節電につながるほか、停電時には非常用電源として活躍します。
  3. 高い効率:S10 X COMPACTは、高い充放電効率を持ち、電力の損失を最小限に抑えるシステムが組み込まれています。
  4. 優れた耐久性:長寿命のリチウムイオン電池を採用しており、長期間安定した性能を提供します。
  5. スマートホーム統合:S10 X COMPACTはスマートホームシステムと連携でき、エネルギー管理を最適化します。
  6. 容量:S10 X COMPACTの容量は、6kWhです。これは一般的な家庭の電力需要をカバーする十分な容量です。
  7. 価格:S10 X COMPACTの価格は公開されていませんが、一部では約150万円から200万円の範囲になるという情報があります。詳細な価格については公式サイトでお問い合わせください。

参照:E3/DC

カナディアンソーラー

カナダ発祥の蓄電池メーカーであるカナディアンソーラーが提供する家庭用蓄電池の中で、初めて蓄電池を導入する家庭におすすめのモデルは、「EP CUBE HES-JP1-606G」です。以下で「EP CUBE HES-JP1-606G」の特徴・容量・価格を解説します。

  1. シンプルなデザイン: 本体の奥行きはわずか243mmで、スタイリッシュなダークグレーの外観が特徴です。
  2. リン酸鉄リチウムイオン電池:加熱に強く、長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しています。
  3. トライブリッド蓄電システム: このモデルは、蓄電池にV2H(Vehicle-to-Home)を組み合わせています。V2Hは、電気自動車の電力を住宅に給電して使用できるシステムで、特に停電時に便利です。太陽光発電とも連携できるため、トライブリッド(3つの技術の活用)になっています。
  4. アプリの使用:専用アプリ「EP CUBE APP」をスマートフォンにインストールすると、蓄電池を遠隔操作したり、電力の残量をチェックしたりできます。
  5. 長期保証付き:15年間の長期機器保証が付いているので、長期間安心して使用できます。
  6. 容量:EP CUBE HES-JP1-606Gの容量は6.6 kWhです。カナディアンソーラーが提供する蓄電池の中では最も小容量ですが、一般家庭用としては十分な電力を供給できます。
  7. 価格:オープン価格なので公開されていませんが、150万円前後になると思われます。詳しくは公式サイトからお問い合わせください。

参照:カナディアンソーラー

家庭用蓄電池の選び方

家庭用蓄電池を選ぶ際は、容量、寿命、メンテナンスのしやすさ、設置場所、コスト、製品の信頼性などを考慮することが重要です。容量は家庭の電力使用量に合わせて選び、長い寿命を持つ製品を選ぶと良いでしょう。また、メンテナンスが容易で、設置場所に合ったサイズの蓄電池を選ぶことも大切です。予算内で最適な性能を持つ信頼できるメーカーの製品を選ぶことが成功の鍵です。

また、蓄電池を購入する際には、国や地方自治体から支給される補助金を活用できる可能性があります。補助金について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

蓄電池を設置する用途を確認しておくことも重要です。太陽光発電との連携を考慮したり、EVを所有している方はV2Hのシステムを使用できる蓄電池も検討するとよいでしょう。

EVについては、こちらの記事も参考にしてください。


まとめ

この記事では、2024年の時点でおすすめの家庭用蓄電池16選をご紹介しました。各製品の特徴や容量を詳しく見てきたことで、各ご家庭のニーズに合った蓄電池を見つける手助けができたならば幸いです。蓄電池は、災害時の備えから日常の電力コスト削減まで、さまざまなメリットを提供します。最適な蓄電池を選び、安心と経済性を手に入れてください。

まずは、↓こちらからお気軽に無料でお見積りからいかがでしょうか。


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