蓄電池

【2024年版】蓄電池は電気代の節約になる?初心者の方にもやさしく解説

家庭用蓄電池は電気代の節約になる?蓄電池
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最近は電気代の高騰に悩まされている方が多いでしょうが、2023年6月1日からさらに大手電力7社により値上げされることが発表されました。

そんな中、家庭用蓄電池が節電の役に立つのではないかと、気になっている方はいませんか?

この記事では、家庭用の蓄電池が電気代の節約につながるのかについて、できるだけ分かりやすく解説しています。

電気が苦手な方でも読みやすいように、難しい用語をできるだけ省いた内容になっていますので、蓄電池に興味を持つきっかけにしていただければ幸いです。

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家庭用蓄電池とは?

蓄電池とは、電気を充電したり逆に放電できるものを言い、バッテリーや二次電池とも呼ばれます。

家庭用蓄電池は、その中でも一般家庭や小規模事業所などの電力需要を補うために使用されるものです。

一般的には、リチウムイオン電池が使用されています。

電力会社から供給される電気を充電できるのはもちろん、各家庭に設置された太陽光発電などから得られる電気も蓄えることができ、必要な時に使用できるのです。

また、家庭用蓄電池は便利なだけではなく、電力供給の安定性や自給自足への取り組みを促進するために注目を浴びています。

国家レベルでのエネルギー効率の向上や、環境負荷の軽減に寄与する役割も担っているのです。

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家庭用蓄電池で節電効果は得られる?

家庭用蓄電池を導入すると、節電効果が得られます。

特に高い節電効果を発揮するのは、夜間電力が安くなる電力プランに加入しているケースです。

安い夜間電力を蓄電池に充電しておいて、日中にその電気を使用すれば、使用する電気の単価を大きく抑えることができます。

また、通常の電力プランの場合でも、広い視野で見れば節電の効果があります。

電力供給が多いときは蓄電池に充電し、電力が不足しているときに蓄電池から電気を使用すると、電力系統の安定に貢献できます。

その概念を導入しているのが、後ほど述べる「DR対応蓄電池補助金」です。

電力系統が安定すると、災害時に停電が発生する確率を抑えられたり、停電しても短時間で復旧できるなど、間接的に各家庭にも恩恵があるのです。

また、停電時には蓄電池から電力供給できるので、一定期間は家電製品や照明などを使用することもでき、これも一種の節電効果と言えるでしょう。

蓄電池でさらに高い節電効果を得るには、太陽光発電とのセットが効果的です。

太陽光発電と蓄電池のセットによるメリットは、こちらの記事で詳しく解説しています。

以下は、2024年4月1日以降に適用される東京電力エナジーパートナー株式会社の「夜トク8」と「夜トク12」プランの料金一覧表です。

プラン名基本料金
(1kWあたり)
電力量料金
(1kWhあたり)
最低月額料金
(1契約あたり)
夜トク8255.69円午前7時〜午後11時: 42.60円
午後11時〜翌午前7時: 31.64円
328.08円
夜トク12255.69円午前9時〜午後9時: 44.16円
午後9時〜翌午前9時: 33.33円
328.08円
参照:東京電力エナジーパートナー

これらのプランは、夜間に電気を多用する家庭や事業所に向けて設計されており、時間帯によって異なる電力量料金が設定されています。夜間の使用が多いほど節約効果が高まる可能性があります。

つまり、夜間電力を蓄電池に貯めておいて、その電力を昼間に使用すれば、一日中夜間電力の料金で電気を使用できることになります。上記の東京電力のプランの場合、「夜トク8」ならば日中の約7割、「夜トク12」ならば日中の約7割5分の料金で電気を使用できる計算です。

夜間電力が安いプランは、他の大手電力会社や新電力会社でも採用されているので、蓄電池の導入をお考えの方は電気料金プランの見直しも視野に入れるとよいでしょう。

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家庭用蓄電池の導入方法

家庭用蓄電池の導入方法は、以下のような流れが一般的です。

  1. 業者による現場調査
  2. 蓄電池の基礎を工事
  3. 基礎に蓄電池を設置
  4. パワーコンディショナの設置
  5. 配線工事
  6. 蓄電池の試運転

蓄電池は、機器は自分で購入することができますが、設置は専門の業者に依頼するほうが無難です。

機器の販売から設置まで一貫して行う施工店であれば、建物の電力使用状況・発電量・必要な蓄電容量などを考慮して、最適なシステムを提案してくれます。

家庭用蓄電池は通常、屋内や屋外に設置されますが、設置場所や条件はメーカーや専門業者の意見を参考にして下さい。

太陽光発電との併用であれば、蓄電池と発電装置の連携や制御システムの設定も行います。

家庭用蓄電池の導入方法については、こちらの記事も参考にして下さい。

家庭用蓄電池の補助金

家庭用蓄電池を導入するときには、補助金を受給できる場合があるので、活用するとよいでしょう。

補助金は、再生可能エネルギーの普及促進やエネルギー政策の一環として実施されている制度です。

補助金には、国から受給できるものと、自治体から受給できるものがあります。

蓄電池に関して国から支給される補助金は、「DR対応蓄電池補助金」と「こどもエコすまい支援事業」です。

DR対応蓄電池補助金」は、蓄電池単独の購入でも補助金を受給できます。

こどもエコすまい支援事業」は、太陽光発電と蓄電池のセット購入の場合しか補助金を受給できないので注意して下さい。

自治体からの補助金は、都道府県から受給できるものと市区町村から受給できるものがあります。

それぞれの自治体ごとに金額や受給できる条件が異なりますが、補助金制度のない自治体もあるので、必ず自治体の窓口や公式サイトなどで確認しましょう。

蓄電池の補助金については、こちらの記事も参考にして下さい。

【まとめ】家庭用蓄電池は節電に効果的!

2024年度は今まで以上に電気料金の高騰が心配されています。

電気を使いたいときにいつでも使用できる蓄電池は、電気料金の節約にとても効果的です。

災害時の停電対策としても有効なので、この機会にぜひ、補助金を活用して蓄電池を導入して下さい。

まずは、↓こちらから無料でお気軽にお見積りからいかがでしょうか。

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